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地域の子どもたちに寄り添うオレンジファムと中島壮太さんのご紹介

目次

こんにちは!

移住者ライターの とこ です🍇

 

前回の記事では、ママ友のくみちゃんと千曲市の暮らしやすさについて語り合いました!

今回は、その中で話題に挙がったユースセンター オレンジファムをご紹介します

 

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オレンジファムってどんなところ?

長野県は、不登校の児童・生徒の数が全国ワースト4に入っている都道府県で

千曲市でも、小中学校合わせて150人以上の子ども達が登校できない状況です

 

市内には5つの教育支援センターがありますが

学校の敷地内にあるため、利用することが難しい子どもたちもいます💦

また、受け皿となる場所やサポートできる人員の体制が整っていません

 

そんな状況の中

千曲市出身の中島壮太さんが20235月に立ち上げたユースセンター「オレンジファム」は

家でも学校でもない、第三の居場所として

子ども達の心の拠り所となっています🍀

 

教育を軸に「居場所づくり」と「まちづくり」の2本柱で、様々な活動を展開しています

 

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【居場所づくり】

◆フリースクール

平日の昼間など家に1人でいる子や孤独を感じている子、みんなと思いきり遊びたい子達が、気軽に通える居場所づくり。

勉強、読書、中遊び(カードゲームなど)外遊び(スポーツなど)、音楽(楽器体験)料理、農業、映画鑑賞、音楽鑑賞などの体験活動などがいつでも行える場所を提供する。

 

◆子ども食堂

親が共働きで1人でご飯を食べている子や、平日の昼間に孤立しがちな未就園児を持つ親子、地域の方々などに食事を提供したり、みんなでご飯を作ったりする。

 

◆ユースセンター

放課後や休日にみんなと思いきり遊びたい子達が気軽に通える居場所づくり。

勉強、読書、中遊び(カードゲームなど)、外遊び(スポーツなど)、音楽(楽器体験)、料理、農業、映画鑑賞、音楽鑑賞などの体験活動がいつでも行える場所を提供する。

 

◆通信制高校サポート校

2025年4月に、通信制高校のサポート校 千曲青橙高等学院(ちくませいとうこうとうがくいん)がオープン。

就職や進学に強いスタッフが、充実した高校生活を過ごせるようサポートする。

 

【まちづくり】

◆プロジェクト企画

子ども達が数人でグループを作り、プロジェクトを立ち上げる。

自分達のやりたいことを自分達で実現していき、大人はそのサポートに回る。

 

◆キャンプ活動

長野県の豊かな自然を活用し、自然体験やキャンプ活動を行う。

基本的にキャンプの企画運営は子ども達が行い、時には千曲市外の子ども達も呼び、みんなで楽しい時間を過ごす。

 

◆ボランティア活動

千曲市内を中心とする様々な場所へ行き、地域のために活動するという経験を積む。

 

◆インバウンド活動

海外と千曲市を繋ぐ活動を行う。

子ども達が主体となり、外国の方を千曲市へ招待する。

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オレンジファムの特徴は“自己選択ができる”ということ💡

活動には参加しても、参加しなくてもOK

どう過ごすかは自分次第です

 

勉強・ボードゲーム・おしゃべりなど

オレンジファムに通う子ども達は、自分が決めたことをのびのびとやっています🎵

 

不登校になり、オレンジファムに初めて足を運んだときにはうつむいていた子どもも

ここで自分らしく過ごすことで心のエネルギーが貯まり

笑顔になったり、学校へ通い始めたり、将来の夢を見つけたりと、変化が見られるそうです

 

中島さんは

「規制のない場所だからこそ、自分のやりたいことを探せる

自分らしさをつぶさずに『好き』を発見し、追求できる場づくりをしている」と話してくださいました😊

オレンジファムを立ち上げた中島壮太さんはこんな人!

千曲市で生まれ育った中島壮太さん🌼

現在26歳という若さで、一般社団法人オレンジファムの代表理事や、心学塾オレンジの塾長を務めていますが

意外にも“元々恥ずかしがり屋”だったそう

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そんな中島さんの転機は中学時代でした💡

「壮太は優しいから、リーダーをやってみては?」という先生の勧めでルーム長になりましたが

最初はクラスメイト達が中島さんの言うことを聞いてくれなかったそうです

 

そこで、ルーム長として信頼を得るために

「コミュニケーションをしっかりとる」「悩みを聞いて寄り添う」など、先生のアドバイス通りに行動したところ

クラスが上手く回り始めました✨

 

こういった経験から“自分もあんな先生になりたい”と、教育の道を志すようになったということです😊

 

そして、信州大学教育学部へ進学し

塾や教育キャンプのスタッフ、テニスのコーチを務めるなど、様々な活動を通して多様な子ども達と関わり

その中で不登校の児童・生徒にも出会い、寄り添って来ました

 

そんな中「市内にフリースクールがないと、困る人がたくさんいるはず」と思い

23歳のときにオレンジファムを立ち上げました!

 

中島さんの歩みを聞いていると、多くの人に愛されてきたことが伝わってきます💓

だからこそ、自分が受け取ってきた愛情を、子どもたちや地域に還元しているのではないでしょうか

 

出会いに恵まれ“恥ずかしがり屋”から、地域を動かす“千曲市のキーパーソン”になった中島さん

「自分自身が、子ども達の憧れの存在であり続けたい」と話します🌈

パワーアップしていくオレンジファム

2023年に開設したフリースクールを皮切りに

2024年には第2拠点として、10代の放課後の居場所「ファボプレイス」をオープンさせ

さらに、期間限定の「駅ナカ居場所カフェ」を屋代駅で開催☕

そして今年は

通信制高校のサポート校 千曲青橙高等学院(ちくませいとうこうとうがくいん)を開校しました!

 

「子ども達の夢が叶う千曲市にしたい」との想いで、進化し続けるオレンジファム🍊

今後は“市内にある秘密基地の強化”を計画しているそうです

 

一軒家の借家に、ゲームルームやシアタールーム、テントサウナなどを設置して

子どもも大人もワクワクできるような居場所づくりを目指しています!

どんな秘密基地になるのか、私も楽しみです🎵

 

最後に、千曲市への移住を検討している方へ

中島さんからのメッセージです🥰

 

ここ数年で、千曲市には素敵な人や場所が多くあることに気付き、移住をする方も増えてきたと思います。
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月に開校した千曲青橙高等学院では、日々の学習のサポートだけではなく
課外活動や探究活動を通して様々な体験を積み重ねることで、自信を持って進学・就職に向き合えることを大切にしています。
また、高校生の頃から起業やまちづくりをしたいと考えるお子さんもいらっしゃるかと思います。

千曲市には、そんな夢を叶えたいお子さんを応援する大人がたくさんいます!
若いうちから社会に出たい、様々な経験をしたいというお子さんの力にもなれるのではないでしょうか。

お子さんの夢の実現に向けて千曲市への移住を検討してくださるみなさんと、お子さんの選択肢を一緒に増やしていけたらと思っています。

これから千曲市への「教育移住」がどんどん増えていったら嬉しいです!

 

最後までお読みいただきありがとうございました🍊 

 

 

この記事を書いた人:移住者ライター とこちゃん

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