千曲市ライター紀行9 〜 水天宮例大祭と海外ゲストがつないだ“心の交流” 〜
目次
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
移住者ライターのロバートショウです。
今回は、秋の水天宮例大祭と、海外から民泊「正直屋」へお越しいただいたゲストについて書かせていただきます。
秋の水天宮例大祭ー水の神にお祈りを捧げる日
10月13日、民泊「正直屋」のすぐ隣にある水天宮で、秋の例大祭が厳かに執り行われました。
戸倉温泉区では、春と秋の年に二度、水天宮の例大祭が行われています。
水天宮様は、古くから水の神として人々の暮らしを見守り続けてこられた存在です。
かつてこの地は、幾度となく洪水や水害に見舞われてきました。それでも人々は、水とともに生きる
道を選び、その流れの中に “神の力” を見出してきたのです。

大祭の日、温泉区の人々が静かに集い、神前に頭を垂れます。
宮司様の祝詞が響き渡ると、空気が一瞬ぴんと張りつめ、千曲川の水面の揺らぎまでもが息をひそめるようでした。
まるで水天宮様がそこにお降りになったかのような、厳かな神聖さに包まれます。
私たちはそれぞれの思いを胸に、
「今年も水の恵みに守られ、災いが遠ざかりますように」と静かに祈りを捧げました。

この儀式は、単なるお祭りではありません。
過去から現在へと紡がれてきた祈りの連鎖の中にある大切な一場面だといえるでしょう。
温泉区の人々が一堂に会し、お祓いを受け、水天宮様の御前で静かに誓いを立てます。
そうして私たちは、また水と向き合いながら暮らしていくのです。

民泊正直屋に海外からのお客様
先日、民泊「正直屋」に、フィリピンから一人旅で日本を訪れた女性と、韓国からお越しの素敵なマダム3名様がご宿泊くださいました。
皆さん、日本の習慣や温泉の入り方♨、そして地元ならではの暮らしをとても楽しんでくださいました。
「こんなに心が落ち着く時間は久しぶり」と笑顔で話して下さったのがとても印象的でした。


最後に、民泊「正直屋」のコンセプトを改めてご紹介します。
民泊「正直屋」は、戸倉上山田温泉の静かな通りに佇む、小さな一軒宿です。
ここは「ただ泊まる場所」ではありません。
近くの温泉にゆっくりと浸かり、地元の空気を吸い、人と人が自然に繋がっていく――。
そんな時間が静かに流れています。
正直屋では、音楽ライブや朗読会、リラックスサロン、火育バーベキューイベントなど、訪れるお客様が旅先で心から楽しめる場を用意しています。
家族での思い出づくりにも、お一人でのリトリートにも、そして海外から日本文化を感じに訪れる方にも。
正直屋は、静かに寄り添います。 次号に続く…
この記事を書いた人:移住者ライター ロバートショウ
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