千曲市ライター紀行7 〜正直屋presents 火育バーベキュー体験記〜
目次
今回は、8月16日に行われた「火育バーベキューイベント」について書きたいと思います。
Uターンと正直屋の活動
昨年、生まれ育った千曲市にUターンし、地元を盛り上げたいとの思いから、民泊「正直屋」を立ち上げ、ライブイベントなどを続けて参りました。
そんな中、とある方のご紹介でイベンターさんと知り合い、その方が我が家の2階の客室から河川敷を眺めた際に、
「こんなに芝生広場が整備され、噴水もあり、お手洗いも完備されている河川敷はなかなかない」と感嘆されました。
そして、「ここでバーベキューをやろう!」という一言で、私のやる気スイッチが入り、綿密な打ち合わせを重ね、いよいよ当日を迎えることになったのです。
イベントタイトルは「正直屋 presents 火育バーベキューイベント」。
前日にはスタッフが集まり、準備や進行確認、さらには試食まで深夜まで念入りに行い、そのまま就寝。
期待と緊張を胸に抱えながら、いよいよ当日を迎えました。
炎がつなぐ人と人の輪
当初は「10人来てくれれば…」という話をしていたのですが、当日は真夏の暑さの中にもかかわらず、30名以上の参加者に恵まれ、大いににぎわいました。
テーマは「火を育て、食を楽しむ」。
火育の醍醐味は、ただ火をつけるだけではなく、小さな炎から大きな炎へと育てていく過程そのものを楽しむことにあります。
自然と向き合い、炎の温もりを感じながら過ごす時間は、どこか懐かしく、そして贅沢なひとときになったのではないかと思います。
食事メニューにも工夫を凝らしました。
基本的に千曲市産の食材を使い、前菜からメイン、デザートまでをご提供。
旬の野菜や地元で採れた食材を活かすことで、火育とあわせて「千曲の味わい」も体感していただけたのではないでしょうか。
ただ食べるだけのバーベキューではなく、「火を囲み、語り合い、学び、楽しむ」。
そんな新しいスタイルのアウトドア体験を、参加者の皆様に感じていただけたことを心から嬉しく思います。
火育が教えてくれた6つの気づき
最後に、火育バーベキューイベントの総括を、私なりに6つにまとめてみました。
1.「炎と対話する、新しいバーベキュー体験」
→ ただ食べるだけではなく、火を起こし、育てることで生まれるワクワクと達成感。
2.「待つ時間さえ、贅沢になる」
→ 焦らず火を見守るひとときが、最高のスパイス。
3.「火を育て、会話を楽しむ」
→ 炎を囲むことで自然と広がる笑顔とつながり。
4.「一般的なバーベキューでは物足りない人へ」
→ 料理はもちろん、火との遊びを楽しむ火育体験。
5.「火と遊び、火と語り合うひととき」
→ 食べるだけでは味わえない、火をじっくり育てるからこその奥深さ。
6.「火のぬくもりを時間で味わう贅沢」
→ 目の前で作られる料理を、ドラマチックに感じていただく。
以上が、私なりの火育バーベキューイベントの総括です。
まずは、ご参加いただいた皆様に心より感謝を申し上げます。
そして、これからも多くの皆様に楽しんでいただけるよう、工夫を重ねて参りたいと思います。
次回のバーベキューイベントは、11月15日に決定いたしました。
それでは、また来月お会いいたしましょう!
この記事を書いた人:移住者ライター ロバートショウ
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